「セロハンテープ」?「セロテープ」?

はらぶん伝書鳩「フ・カ・ボ・リ☆鳩LABO」より、「粘着テープ」をフカボリしていきます!

まずは、セロハンテープの疑問から。

「セロハンテープ」と呼んでみたり、「セロテープ」と呼んでみたり(*^^*)

このちがいっていったい何なんでしょうか??

セロハンテープ」は、1930年にアメリカの3M社によって開発されたセロハンの片面に粘着剤を塗ったテープのこと、総称です。
対して「セロテープ」はニチバンが製造している商品名なのです。因みに3Mが開発した際の商品名は、「スコッチテープ」でした。

セロハンテープの幅って、中途半端なサイズじゃない?

それは、戦後日本に駐在していたGHQは検閲した手紙の封かんにアメリカ製のセロハンテープを使用していました。しかし輸入が遅れ困ったGHQは、1974年絆創膏などを製造していた現在のニチバンに製造を打診。短期間で試作した日本の技術力に驚いたそうです。

テープ幅の中途半端な数字は、GHQの担当官が、インチ(1インチ=25.4mm)を基準として、12mmは1/2インチ、18mmは3/4インチ、24mmは1インチと定めた名残なんです。

次回はマスキングテープについて☆

セロテープ・セロハンテープにつづき、着テープをり強く掘り下げます♪お楽しみに