第1回はらぶん川柳大会結果発表!!

すてきな作品をたくさんいただきました☺

「第1回はらぶん川柳大会たくさんの方からのご応募をいただき、有難うございます☺社内では、作品を見せていただくと、すてき!ハイセンス!クスっと笑える!等という声があがりました☆それでは!!結果を発表させていただきます☆

朝日新聞俳壇選者 原真理子選

最優秀賞  あの日見た祖父の手帳の縹色

《講評》この句の感動の中心となっている「縹色」は藍が藍甕の中で発酵し、醸し出される色であり、この句の鍵である。作者はある日垣間見てしまった祖父の手帳のこの色の鮮烈さに惹きつけられた。「祖父の手帳の縹色」に祖父という存在への畏敬、尊敬がこめられており、手帳の背後の「藍は藍より出でて藍より青し」の「出藍の誉れ」の語源となっている藍甕という藍を育てる存在と祖父の存在が重なる。そして藍甕の背後、祖父の背後に広がる山河まで空間軸は広がり、祖父の人生という時間軸の広がりの上での今生の祖父と孫の出会いの一瞬が鮮やかだ。因みに日本最古の藍染は奈良正倉院に納められており、「縹縷」はなだると呼ばれている。

優秀賞3作品は、はらぶん社員より感想を書かせていただきます☺

優秀賞  一年のいやな思い出イレイサー

《感想》嫌な思い出を消したい気持ちに共感しました。

優秀賞  歳重ね筆圧弱く増えるB

《感想》この川柳を見て、おじいちゃん・おばあちゃんが文字を書いている姿が目に浮かんでほのぼのしました。

優秀賞  デジタル化進めどわたしは文具推し

《感想》時代に流されず、あくまで「文具が好き」という、文具を愛する気持ちがよく伝わってきました。

はらぶんで出会って頂けます文房具を通してますます皆様に喜びが広がりますように。年末の慌ただしい中、第一回はらぶん川柳に沢山のご投句ありがとうございました。